【リゼロ】ペテルギウス・ロマネコンティの正体は？狂人になった原因は悲惨な過去に？ アイキャッチ画像 https://www.amazon.co.jp/
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【リゼロ】ペテルギウス・ロマネコンティの正体は？狂人になった原因は悲惨な過去に？

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ペテルギウス・ロマネコンティは「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場する魔女教の重要人物です。非常に狂った性格をしている事で知られていますが、実は元は真っ当な人間であった時代があったのです。今回はペテルギウスがなぜ狂人になってしまったのか、過去についてご紹介します。

【リゼロ】ペテルギウス・ロマネコンティとは

Re:ゼロから始める異世界生活では、魔女教と呼ばれる宗教が存在しており、各地で犯罪行為を繰り返している危険な集団です。その中でも司教の立場についているのが、ペテルギウスです。

ペテルギウス・ロマネコンティのプロフィール

  • 年齢:402歳
  • 身長:180㎝(最初の体)
  • 体重:50kg(最初の体)
  • 名前の由来:オリオン座αペテルギウス
  • 能力:『怠惰』の魔女因子

ペテルギウス・ロマネコンティの性格

魔女教大罪司教、怠惰担当の人物です。怠惰の権能とは裏腹に勤勉である事を至上の志としており、自分だけではなく他人に対しても勤勉である事を強います。

基本的に誰に対しても丁寧語で話し、言葉の最後に「デス」と付けるのが口癖です。一度スイッチが入れば体をひねりに捻って大仰な身振りをし、熱の入った演説を高らかに叫び出します。

自分の指を噛みつぶしたり頭を出血するほど打ち付けたり、感激に涙したかと思えば急激に冷静になって淡々と話し始めるなど、情緒不安定そのものです。

ペテルギウス・ロマネコンティの見た目

深緑色の髪をおかっぱのように切りそろえており、虫を思わせる様な無感情な眼をしておりやせぎすな体格をしています。

首を傾けたり腰を曲げたり、奇抜な体制のまま話すことが多く、果てには自分の指を噛みつぶすなどの自傷行為も平然と行う見間違えの無い狂人です。

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【リゼロ】ペテルギウス・ロマネコンティの正体

ペテルギウスは誰が見ても一見して狂っている人物であるという事が分かるのですが、大罪司教として活動しているのには目的があるのです。

魔女教の大罪司教怠惰担当

性格でもご紹介している通り、魔女教大罪司教、怠惰担当です。冠されている怠惰とは裏腹に勤勉である事を何よりも優先しており、自他ともに勤勉でなければならないという考えを持っています。

これは、魔女教のすべての人間は嫉妬の魔女サテラに愛されており、その与えられた愛に報いるために勤勉に勤めることを存在意義としています。

一見すると思慮も無さそうな完全な狂人のように見えますが、決して頭が働いていないという訳ではなく勤勉を理念として則り、どんな場面に対しても粛々と効率的に対処しています。

自らの前に立ちふさがる障害、邪魔をする相手に対しては「試練」と称し、乗り越えるべき壁として後述する権能も用いて挑戦、手こずらせる相手にすら勤勉と称賛することもあります。

奇抜な行動が目立つだけの敬虔な信徒のようにも思えますが、その実与えられた愛に敬虔に報いるということだけしか頭になく、加えて他者に対しても強制しいたるところで殺戮を繰り返しているはた迷惑そのものな人物です。

物語の中でも一番最初に登場する大罪司教なのですが、作者曰くペテルギウスが大罪司教の中でも最もまともな人物であるとしており、これだけの狂いっぷりでも大罪司教の中ではまだマシなのです。

他の大罪司教は己の価値観が凝り固まって最早会話すら成立しないのですが、ペテルギウスの場合感情の振れ幅と信仰の高さが降り切れていることを除けば思慮がある分会話も成立させられています。

こうした信仰度の高さは厄介さを極めさせている反面逆に利用されることもあり、魔女教徒の証たる福音を持っていなかったスバルの熱演に簡単に騙されてしまうこともありました。

魔女教設立に関わった目的は？

先に述べた通り、魔女教の教徒たちは進行している対象である「嫉妬の魔女サテラ」に愛された存在としており、その与えられた愛に対して報いることでゆくゆくはサテラ本人を完全復活するのが最終目的となっています。

狂信者代表のような人物として自身が行った行為のすべては賞賛されるべきものであると信じて疑わず、どれほどの被害、人的被害を出しても「魔女に捧げられた」として憚りません。

また、サテラと同じ身体的特徴を持っているレミリアに対しては、サテラがこの世に再び顕現できる器となりうる人物であるとして付け狙っており、度々捕えようと襲撃を繰り返しています。

もし適合する器であったのならばそれで良し、適合しなかったのであればサテラと同じ姿をとった不敬な人物として殺害することもためらいません。

魔女に愛された教徒たちの中においても特に大罪司教のポジションについている自分は特別に魔女から愛されていると自負しており、後述する怠惰の権能を魔女の寵愛の証とするなど、誇りに思っている節があります。

【リゼロ】ペテルギウス・ロマネコンティの能力

大罪司教に数えられている人物は誰もが厄介な能力を有しているのですが、ペテルギウス・ロマネコンティもその例外ではなく所見殺しとも言える権能を有しています。

見えざる手

本人が有する魔女因子「怠惰」より同盟の権能を発揮し、その1つが見えざる手です。名前の通り常人には見ることのできない不可視の手を操り攻撃を行います。

破壊力、膂力が凄まじいものになっており、握ったものが森の木であろうが岩であろうが容赦なく破壊することができるほどの威力を発揮し、人体ならば触れるだけで容易く破壊してしまえます。

手自体の出せる本数もかなり多くなっており、同時に数十本もの活用も行うことができます。例え視認することができるスバルであろうとも、回避することは容易ではありません。

更に手に自分自身を掴ませることによって体力を消耗せず高速で移動したり、欠損した部位を手で持って補うといったような応用も効く能力です。

怠惰

https://twitter.com/0y4u0n1a/status/1645927339438800898?s=20

権能そのままの能力である「怠惰」は、自らの周囲に精神汚染効果を持つ黒い霧を広範囲に拡散させるというものです。

この霧を吸い込み影響を受けた相手は強制的な発狂状態となり、戦闘中であっても戦意を削がれてしまいます。ただ、この能力は相手の耐性によって左右される部分がある様で、スバルに対して使用した際には効果がありませんでした。

また耐性を持っている人物は後述する「憑依」の対象となることも示しているらしく、憑依先となる適性があるかどうかを確認する用途で使用されることもあります。

憑依

ペテルギウスは一見すると人間のように見えますが、その実400年以上前から存在している土の邪精霊です。はるか昔から肉体を乗り換えて生きながらえており、それを可能としているのが「憑依」の能力です。

元々精霊というのは形のない存在なのですが、これを活かすことによって現在の肉体が滅んだとしても、別の肉体へと移ることによって不死身に近いふるまいを行えるようになっています。

ほとんどチートとしか言えなさそうな能力なのですが憑依対象は誰も良いという訳ではなく、精霊に対して適性のある者にのみ憑依が可能な模様です。

指先

ペテルギウス自身は先にご紹介した通り肉体を持たない精霊であるため、指先と呼ばれる配下へと憑依をする形で人間のように動いています。

すなわち指先というのはペテルギウスにとっての体のストックとも言え、ペテルギウス自身に加えてこの配下である指先たちすべてを倒さなければ滅ぼすことはできません。

指先は全員合わせると10人いるらしいですが、作中で全員が登場したことはなく女狂人、ケティ・ムッタート、中年狂人などは登場しています。

【リゼロ】ペテルギウス・ロマネコンティはなぜ狂人になった？

作中初めて登場した際にはすでに大罪司教であったために狂人としてのイメージが強いペテルギウス・ロマネコンティですが、最初から邪精霊であったわけではなく狂人になってしまった経緯があるのです。

魔女教を創設時は狂人ではなかった

100年ほど前、どういった目的なのかは分かりませんが当時から魔女教の設立に関わっていた創設者の一人であり、当時は現在のような狂人ではなく穏健派であった模様です。

ですが本人は自らを罪人と称しており、当時より世界からは魔女教も含めて好ましい集団であるとは思われていなかった事が分かっています。

魔女教での立ち位置も創設者の一人であったことから司教の座に既についており、しかし魔女因子には適合できなかったために正式に選ばれた司教ではなかったとされています。

襲撃に対抗するために魔女因子を取り込む

非常にまともな人物として当時のエミリア、およびそのおばであり母代わりの人物でもあるフォルトナとは親交があり、仲睦まじい様子を見守っていました。

そんな時、魔女教の過激派である虚飾の魔女、パンドラおよび強欲の大罪司教レグルスが森の封印の鍵となるレミリアを強襲、協定を完全に無視したパンドラに対し、抵抗するために適性の無い魔女因子「怠惰」を使用します。

フォルトナを殺めてしまった

https://twitter.com/chikuwashoi2/status/1369498245995450372?s=20

当初こそレグルスをフォルトナと共に抑え込んでいましたが、業を煮やしたパンドラの権能に騙されて自らの手でフォルトナを殺害してしまったのです。

命を賭してでも守りたかった対象を自身の手で殺めてしまった事により発狂寸前で抑え込んでいたところが完全崩壊を迎え、現在のペテルギウス・ロマネコンティが生まれた経緯となったのです。

【リゼロ】ペテルギウス・ロマネコンティは死亡する？

幾度となくスバルたちを追い込んだペテルギウスでしたが、死に戻りで4度目の決戦にて指先は抑えられ、精霊術師であるユリウスと協力することで打倒に成功しました。

本体が死に体となってからも見えざる手によって無理やりに動かす自壊寸前の状態で追いすがりますが、スバルらの奮闘によって精霊としての存在も霧散し完全消滅を迎えています。

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【リゼロ】ペテルギウス・ロマネコンティの活躍を読んでみよう

ペテルギウスは当初こそ狂った大罪司教として描かれていますが、過去を知ると悲しき悪役といった形で見方が変わってくるかと思われます。是非とも本誌で活躍を読んでみてください。

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