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【進撃の巨人】アルミンは死亡した？すべての戦いが終わった後どうなった？

漫画
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進撃の巨人で最初から登場する人物の一人、アルミン・アルレルトは、主人公エレンの友人として度々活躍してきました。そんなアルミンが、物語が進行するにつれて命の危機に瀕したこともあります。今回はアルミンの作中の死に瀕した経緯や戦いが終わった後について解説していきます。

【進撃の巨人】とは

人類と巨人との戦いを描いた作品として注目を集めた進撃の巨人は、アニメ化や実写映画化など様々な形で多くの人の目に触れることとなりました。まずは、作品の概要からご紹介します。

進撃の巨人の概要

少年マガジンより、2009年から2021年まで連載されていた諫山創氏による漫画作品になります。2021年の5月に最終話が掲載されて完結という形を取っており、単行本コミックスは全部で34巻まで発売されています。

コミックスをはじめとした累計発行部数に関しては2022年の時点で1億部を突破しており、アニメーションも2013年より第1期が放送、その後実写映画化やアニメ2期、3期と継続して制作され、現在ファイナルシーズンが放送されています。

進撃の巨人の簡単なあらすじ

人類を壁へと追い込んだ正体不明の生命体、巨人によって人類が脅かされる世界で、巨大な3つの壁の中に逃げ込み、巨人の脅威から逃れていました。

そんな壁の中で生まれ、壁の中で育ってきた10歳の少年にして主人公、エレン・イェーガーは巨人から逃れて壁の中で生き続ける生活に対して不満と疑念を抱いていました。

そんなある日、何の前触れもなく見た事の無い50メートルを超える超大型巨人が出現、更に鎧の巨人も同時に出現し、壁が破壊されたことで再び人類は巨人の脅威に曝されることとなりました。

謎の巨人たちの侵攻によって母、カルラを亡くし、更に故郷を奪われたエレンは巨人に対して絶大な憎悪を抱き、この世界から巨人を駆逐して自由を手にするべく戦いへと身を投じます。

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【進撃の巨人】アルミンとは

物語が始まった当時にエレンが住んでいた場所では、一緒に住んでいるミカサ、そしてアルミンの3人がよく一緒に居ました。エレンとアルミンは、幼いころからの友人といえます。

アルミンのプロフィール

  • 名前:アルミン・アルレルト
  • 身長:163㎝
  • 体重:55㎏
  • 年齢:15歳
  • 所属:訓練兵団→調査兵団
  • 誕生日:11月3日
  • 血液型:O型

アルミンの性格

https://twitter.com/Sayo_S2_Nara/status/1700499699881701450

主人公のエレン、ミカサと幼馴染で、同郷の人物です。特にエレンとはミカサが一緒に暮らし始めるよりも前から知り合っている友人同士で、同じシガンシナ区で育ってきました。

喧嘩っ早く行動的なエレンとは対照的に理知的で深い探求心を幼少の頃より抱いており、彼の祖父が隠し持っていた壁の外の世界にあこがれを抱き、エレンにも見せたことでいずれ壁の外に生きその世界を見るのを夢見ています。

人類はいずれ壁の外へ行くべきという考えを持っているのですが、体力に乏しく好戦的ではない事、そして壁の外に関心を持つのは壁内では近畿である事から、町の少年たちからはよく虐められていました。そこでミカサとエレンが助けに現れるという構図が昔から多くあり、3人とは故郷でもよく一緒に過ごしていました。

アルミンの能力

巨人侵攻の翌年、領土奪還作戦に従軍した両親、アニメでは祖父が憲兵団の口減らしを意図した施策として憲兵を恨んでおり、エレンおよびミカサと共に訓練兵団に入団します。

体格がやや小柄で体力面にも乏しく、身体能力においては訓練兵団全体で見ても高いとは言えませんが、その才覚は同期たちよりも鋭敏で理知的な頭脳にあります。

幼いころに故郷を突発的に襲った巨人の襲撃から、エレンとミカサが母カルラを助けようとして巨人に襲われようとしていたところを、ハンネスを呼んで助けたのは他ならないアルミンです。

兵団の卒業時には上位10名外ではあったものの、座学に関してはその優秀な頭脳を遺憾なく発揮してトップの成績を収めています。

トロスト区奪還作戦では、エレンが巨人化能力に目覚めた直後に処刑の危機に瀕した中で、危機的状況下でこそ的確な判断を下せるとエレンとミカサの2人から任せられ、命運を分ける説得を行いました。

その後エレンの巨人化能力を活かし、大岩で穴をふさぐという作戦を立案したのもアルミンであり、意思の強さとしたたかさを持血、作戦を決行できる行動力も持ち合わせるようになります。

物語の進行に伴って、周りが気付かない重要な点に関してほんの些細な手がかりから掴んでいち早く察知するなど、物語において重要な事実を気付かせる存在になっています。

自らの読みが外れると途端にパニックになってしまうところは弱点ではあるのですが、指揮官よりも参謀向きであり指揮をジャンに任せてその間に弱点を探り、逆転の一手を見つけるといったシーンもありました。

アルミンの正体は黒幕？

この様に、アルミンは物語の中の重要な事実や謎を明らかにするうえで無くてはならない存在になっている訳ですが、読者からはアルミンが黒幕なのではないかという噂が何度か立った事があります。

先に能力でご紹介した通り、アルミンは作中に登場する人物の中でも頭脳面で非常に優れています。敵が誰なのか、どんな作戦なら局面を潜り抜けられるのかなど、いつも頼りになる存在です。

そういった作戦は毎度重要な局面で見事に的中させており、とてもエレンたちと同じ年とは思えないほどの頭脳を持っている事から、実はアルミンは黒幕ではないかと噂されていたわけです。

作中での行動を振り返ってみると、明確な敵対行動こそありませんでしたが、エレンがライナーらに一度奪われた際、ベルトルトを動揺させるべくアニが虐げられているというでっちあげを思いつきます。

その際に動揺させる嘘を思いついた時のアルミンの表情が、あまりにも味方側の人物とは思えない悪辣な顔、通称「ゲスミン」と呼ばれるようなものだったのです。

その後も、クーデターを起こした際には王政打倒のために事件を起こし、その罪を王政に吹っ掛ける事で民衆の支持を得る」などといった作戦を発案し、周りからドン引きされていました。

【進撃の巨人】アルミンは死亡したの？

https://twitter.com/1982103l/status/1701581930528165988

これまでに何度も人類側、調査兵団の危機を乗り越える際に重要な役割を果たしてきたアルミンでしたが、ライナーが鎧の、そしてベルトルトが超大型巨人だと発覚し、壁の奪還のために激突することとなります。

アルミンにはいくつか死亡フラグがあった？

実際にアルミンが死に瀕する状態になった場面をご紹介する前に、実はアルミンには何度か死亡フラグが立っていたことが示唆されています。

例えば、第72話にてミカサとエレンに対してアルミンが海に関する話をしています。エレンが自分たちは何と戦っているのか分からなくなった時、壁の外には悪夢だけではなく海もあると語るのです。

幼い頃より祖父が持っていた外界の本に描かれていた海に対してずっと憧れを持っていたアルミンは、幼少時に話していた内容をすっかり忘れていたエレンに対し、壁の外に出たらまずは海を見に行こうと言います。

典型的な死亡フラグといったところで、こうした話をしている人物が実際には海を見ることができないのではないか、と噂されていたのです。実際のところは、壁の外に出て海を見ることができました。

超大型巨人との戦闘で黒焦げになって死亡した？

https://twitter.com/Sp8Flim/status/1385784098426294272

実際に命の危機に瀕した場面は、超大型巨人との決戦です。ウォールマリア奪還作戦において、超大型巨人事ベルトルトが来襲、ライナーが復活したためにエレンとアルミンの2人だけで対決することになります。

気絶から復活した巨人化エレンは体勢を崩して落下、続くアルミンは超大型にアンカーをかけて攻撃を仕掛けようとしますが、固有の能力である高温の蒸気に阻まれます。

しかし、それ自体がアルミンの作戦であり、骨にアンカーをかけた事によって離れることはなく、超大型の消耗を促していたのです。しかし、体を焦がすほどの高温の蒸気がアルミンを襲います。

結果、体中が黒焦げになるまでに至ったアルミンが離脱、そしてエレンは落下して戦闘が難しいと見せかけて硬質化、超大型のうなじを切り裂き遂に勝利したのです。

アルミンは巨人化して死亡せず復活？

この作戦は事前にエレンも聞かされており、ほとんどは目論み通りに運んだわけですが友人であるアルミンが犠牲になってしまった事に対して酷く悼んでいました。

体中が黒こげ状態になってしまっており、最早蘇生は不可能と思われたアルミンでしたが、壁外での獣の巨人との交戦が終了したのちに息だけは吹き返しました。

まだ完全には死亡していないですが、このままでは時間の問題といった状態のアルミンに、リヴァイが1本だけ持っていた巨人化の薬を注射、巨人化してベルトルトを食わせました。

これによってアルミンは死の危機から脱して生き延びることになり、エレンとミカサからは喜ばれました。ただ、自分が巨人化し、ベルトルトを食った＝超大型巨人を受け継いだことを知った時、衝撃で吐いてしまっていました。

アルミンが死亡せず救われた理由は？

超大型巨人との決死の勝負によって、エレンと共闘した事によって目論み通り討ち取ることには成功しました。しかし、その代償としてアルミンは、全身黒焦げで最早助かる見込みも無さそうな状態に陥ります。

獣の巨人を撃破するも車力の巨人の横槍によって阻まれたリヴァイが到着した時、息を吹き返しました。ところが、獣の巨人への突貫を行った際、重傷を負った団長、エルヴィンも運ばれてきます。

巨人化させて助けることができるのは一人だけ、という中で、決定権を持つリヴァイは当初エルヴィンを選択、途中エレンらに阻まれながらも実行しようとしますが、突然エルヴィンがまるで遮るかのように手を上げます。

今まで団長として人類のために犠牲も伴わない、悪魔のような所業をさせ続けてきたエルヴィンをこれ以上苦しめさせるわけにはいかないと判断したリヴァイは、アルミンに注射をする事を決めたのです。

【進撃の巨人】ベルトルトの死亡シーンがトラウマ級！死亡の真相を考察

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【進撃の巨人】アルミンはすべての戦いが終わった後どうなった？

https://twitter.com/04_peach/status/445956391056863232

壁、そしてエレンたちにとっては故郷の奪還のための闘いを繰り広げた引き際は、獣の巨人とライナー、鎧の巨人を逃しますがベルトルトをアルミンが食い復活するという結末になりました。

アルミンは超大型巨人として生きていく

https://twitter.com/gatariblue/status/1353362349248311296

ベルトルトは、超大型巨人に変身することができる巨人化能力者です。その体躯は50メートルを超え60メートルをも越すほどの巨体です。

そのあまりの質量の大きさ故に、ただ巨人に変身するだけで巨大な爆発を引き起こし、周囲一帯を破壊してしまうほどの破壊力を発揮してしまう事から「破壊の神」と形容されています。

全身の肉を消費しながら熱風を引き起こすことができる能力を備えており、この能力と変身時の爆風を重ね合わせる事によって戦略級の爆弾のごとき攻撃すら可能になります。

皮肉にも、アルミンは自分の故郷を襲い巨人の脅威に再び晒すこととなった因縁の相手の能力を受け継ぐこととなり、変身後にもベルトルトが見た景色を物憂げに見ていました。

超大型巨人化したアルミンの特徴

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アルミンが超大型巨人に変身した姿は、ベルトルトと比べると全体的な体格がやや細身ではありますが、むき出しの筋繊維や太い脚、ギプスで固定されたような足などは健在です。

変わった点としては巨人になった際の表情であり、ベルトルトが変身した際には苦痛に耐えるかのような険しい表情であったのに対して、アルミンの変身体は悲壮な覚悟を負ったような悲しさを漂わせるものになっています。

【進撃の巨人】アルミンの名言

アルミンは数々の難局に対してその頭脳から作戦を立案し、ついには怨敵である巨人の力を受け継ぐことになりました。最後に作中で発現した明言をいくつかご紹介します。

名言①100年壁が壊されなかったからといって…

まずは「100年壁が壊されなかったからといって今日壊されない保証なんかどこにもないのに…」です。巨人が進行してくる前は、壁が100年破壊されたことが無い世界で人々が過ごしていました。

とはいえ、いつ巨人が攻めてくるか分からないから、明日も平和とは限らないというアルミンのセリフの直後、超大型巨人が出現し実際その日壁を破壊されることとなったのです。

名言②自分にとって都合の良い人のことをそう呼んでいるだけ…

https://twitter.com/gatariblue/status/1631680436035551233

続いては「自分にとって都合の良い人のことをそう呼んでいるだけのような気がするから」です。エレンが憲兵団につかまってから、同期で憲兵団に入ったアニにエレンを逃がす協力をしてほしいと依頼する際のセリフです。

アニも自分がそんなに良い人に見えるのか、と言い断ろうとするのですが、それに対してのセリフで単なる優しい人ではなく、都合の良い人と捉えている訳です。

名言③僕が殺した人はきっと優しい人だったんだろうな…

対人立体起動装置を装備し、アルミンら調査兵団を襲撃してきた中央憲兵のうち一人を、仲間を救出するために銃殺した時の状況を思い出したときのセリフです。

殺すことをためらってしまったジャンを相手を殺さなければ助けられなかったからこそで、以後リヴァイにも「お前は聡い。あの状況じゃ半端なことはできないとよくわかっていた」としています。

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【進撃の巨人】アルミンは死亡せず超大型巨人となり活躍

アルミンは戦いの中で幾度も窮地を救い、自身も命の危機に瀕しましたが、超大型巨人となってその後の物語でも生き続けました。活躍が気になる方は是非とも単行本とアニメをチェックしてみてください。

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